ウディ・アレン扮する芸人・アルビーとダイアン・キートン演じるよくわかんない女・アニーのラブストーリー。
もともとパートナーと一緒に暮らすの無理じゃんっていう2人がくっついたわけだから、うまくいくわけがない。別れるのも、もうアホかっていう理由。
ところが、ラストの、カフェの窓から街の景色を映したショットで、なぜかジーンとしてしまう。
映画とは何でも入る容器みたいなもん、それにどんな語り方もアリなんだよ、とばかりにセオリーとかメリハリをチャラにして、小細工を連打しながら雑多な情報をこれでもかと盛り込む、アレン流フリースタイルがキッチリ確立された作品。
これを観ると、ウディ・アレンは初期の頃にすでに完成された作家だということがよくわかる。
同時に、明らかにヌーヴェルヴァーグ(特にトリュフォーとゴダール)以降の作家であることもわかる。