面白い映画教えます

ガンモ

それでもこの先この映画を何度も観るだろう

ハーモニー・コリンの監督デビュー作。
最初に見た時は、ついにアメリカからこんなのが出たかと驚いたが、よくよく考えると、これはアメリカ以外からは出ようが無い才能かもしれん。

その後、何度か観て、さらに2作目の「ジュリアン」を観た今では、もしかしたら「ガンモ」が奇跡的に上手くいった作品なのか、という気もしている。
この映画にあった変なユーモアが「ジュリアン」では激減していたし。

ジャン・イヴ・エスコフィエのカメラが無かったら、果たしてここまで受け入れられたかどうか。ラスト近くに降る雨の叙情性など、ほとんどカメラの力だろう。
それでも、この先この映画を何度も観るだろう。なぜならこの映画が唯一無二、ワン・アンド・オンリーの映画だから。他の誰にも作れない映画を目指しているから。これを見ることでどれだけ勇気づけられたか。唯一無二であること、またはそれを目指すことは、ひたすら素晴らしい。

(オイカワ)