面白い映画教えます

イタリア旅行

チマチマ伏線張ったりしてるのがアホらしくなる太さ

倦怠期の夫婦がイタリア旅行を通し、危機を乗り越え互いの結びつきを再確認するだけの話。

しかしインパクトは凄い。特にラストは、そのあまりの小細工無し加減に衝撃を受けた。
みんな一生懸命チマチマ伏線張ったり、映像的な細工をしてるのに、そんなものアホらしくなるような太さ。口あんぐり。最初に観た時は、正直これアリなのか?と思ったぐらい。
なぜこんなことが可能なのか?

夫婦でもある監督と主演女優の私生活が反映したような、非常にプライベートなテーマだが、ロッセリーニが撮ると人間一般の話になる。
そのへんのスケールというのはタダゴトではない。
やっぱりロッセリーニは映画のホームラン王だ。

これを観たゴダールが、一組の男女と車1台あれば映画は出来ると確信して「勝手にしやがれ」を撮ったエピソードは有名。

(オイカワ)