フランコ・ゼフィレッリの「ブラザー・サン、シスター・ムーン」など、たびたび映画になっている聖フランシスコ。
リリアーナ・カヴァーニの「フランチェスコ」で聖人を演じたのは猫パンチ師匠だった。
脚本にフェリーニが参加している、このロッセリーニ版。
これは最高だ。なんというか、モノが違う。
はっきり言わせてもらうが、これをただの傑作と油断して観た人間は、猛烈な傑作バイブレーションで天に召されることであろう。
映画ばっかり観てると、細かいことや小さなことばかりが気になりだし、どうしても近視眼的な思考に陥り馴れる。
そういう時にロッセリーニを観ると、目が覚める。
物事を大づかみで捉えて、ヘタな細工せずにボワーンと投げ出すことの大切さを痛感した。
神聖でありながらキュート。
観て昇天せよ。