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update:2008.7.28

夏のオススメ

君がいた夏

ジョディ・フォスターの実力を思い知る

スティーブン・カンプマン&ウィル・オールディスの「君がいた夏」は、ジェニファー・オニールがとびきり美しかった「おもいでの夏」と同様、夏〜海〜年上の女ラインのこのジャンルの王道パターン作品だ。切ないストーリーにかなり泣かせられる。
そして、ジョディ・フォスターがとにかく素晴らしい。

主人公はくさった日々を送る挫折した野球選手。
ある日、母親から電話がくる。母親の話では、彼が少年の頃に憧れていた女性が自殺した、と。 この自殺した女性を演じるのがジョディ・フォスターだ。
彼女の遺書には、自分の遺灰を葬ってほしい人がいる、その人は自分をどこに葬ってほしいのか知っている、と書いてあった。
その人というのが主人公である。
主人公と年上の女はもう十何年間も会っていないにもかかわらず、そう記してあったというのだ。

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はつ恋(75年)

悲痛かつ甘美な青春映画の傑作

この映画の目に見える表のストーリー上は、仁科明子演じる年上の女性への、井上純一演じる少 年の実らぬ恋慕がベースになっています。
つまり"年上の女(ひと)"ものです。
しかし、裏で進むストーリーが別にあって、それは仁科明子と井上純一の父・二谷英明との恋愛関係です。
父と娘ほど歳が離れている、このふたりの恋愛関係を便宜的に"爛(ただ)れた話"と呼んでおきましょう。

映画の前半は、"爛れた話"は画面にはほとんど出てきません。もっぱら"年上の女"との淡くせつないエピソードに終始します。
"爛れた話"が映画の前面にせり出してくるのは後半に限定されます。
それまで隠されていた秘密が少しずつ映画の前面に現れ出し、後半は一挙に"爛れた話"が"年上の女"を飲み込んでしまう。
しかも、表と見えた"年上の女"は、実は裏の"爛れた話"を隠すためのトリックでしかなかったのではないか。
そんなふうに見ることもできる映画です。

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マーク・レスターの通勤鑑賞日記

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